お読みいただき、ありがとうございます。
生活サポート西条の伊藤です。
本日は、東広島市のM様宅ご訪問。
玄関ドアに二つの鍵が設置されているとのことですが、上側の鍵に差し込む際の抵抗が強く、抜き差しがしにくいということでご相談いただきました。
現地到着!
ご挨拶と気になる点をお伺いし、さっそく鍵をお借りして差し込んでみましたが、確かに固い・・・
途中で引っかかる感じがします。
下側の鍵も差し込んでみましたが、上ほどではないにせよ、やはり固さが見られます。
玄関扉の写真がこちら。
最近の玄関ではよくみられる「プッシュプルタイプ」ですね。
原因は?
シリンダーはU9で、症状から考えると、汚れによってディスクが動きにくくなっているのが原因ではないかと疑われます。
まずは洗浄して、改善を期待するのが最もリーズナブルな治し方になるでしょう。
それでも治らなければ、シリンダーの交換になりそうです。
M様にご報告し、対策をご説明。
ご理解いただけたので、作業を開始します!
修理開始!
「プッシュプルタイプ」で表側のハンドルにシリンダーが埋め込まれた形になっているため、まずはハンドルの解体が必要。
室内側のカバーを取り外し、ハンドル固定のネジを外してハンドル撤去が完了。
表側はこんな感じです。
フロントプレートを取り外し、ピンを抜いてシリンダーの取り外しを行いました。
クリーニングスプレーで洗浄してみると・・・
「ひどい」というレベルではありませんが、金属粉も含めて汚れが出てきたのがわかります。
鍵を抜き差しして洗浄を繰り返していると、引っ掛かりが解消したので、元の通りに組み付けを行いました。
ハンドルを元に戻して、取付完了です!
M様に鍵をお渡しして、抜き差し動作を行っていただき、問題解消をご確認いただきましたので、作業を完了いたしました。
本日の作業まとめ
交換になると、上下二つとも同じ鍵で開けられるシリンダー材料が必要になる上に、交換の工賃もいただくこととなるため、「お安く作業」というわけにはいきませんでした。
結果、お客様のお得な結果になって一安心です。
M様、ご依頼いただき、ありがとうございました。
疑問に思われる方へ
作業の流れをご覧いただきましたが、疑問を持たれた方もおられるのではないでしょうか?
「別にばらさなくても、表からスプレーで掃除すればいいんじゃない?」
普通に考えればその通りに見えます。
簡単ですし、錠の構造やばらし方を知らなくても対応できそうですね。
しかし、その方法では、問題が起きてしまう可能性が高まるのです。
詳しくは別記事でご紹介します。
その疑問、解消いたします!
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