身の回りに生える嫌な雑草。
見た目にも悪く、いかにも手入れがされていないように周りからも見られます。
しかも虫が増えてしまい、家の中に侵入されたり、毒のあるものに刺されてしまう危険性も。
草刈りや草むしり、防草シートの貼付けなど、お庭の雑草対策はお任せください!
雑草対策でどんなことを依頼できる?
草刈り
雑草対策で真っ先に思い当たるのがこの「草刈り」という対策方法でしょう。
草刈り機や雑草用のバリカンなどを使用して、地上に生えている茎や葉の部分を切り落とす作業です。
切り落とした雑草を集めて捨てるなどの処理が必要な場合は、面積や草丈、運搬距離などに応じて追加費用が必要となります。
メリット
- 広範囲の場合に有効な処理方法で、比較的費用を安く作業できるうえ、法面(斜面になっている土地)では根が残っているため、雨などで崩れることを防げるというメリットがあります。
デメリット
- 切り落とした部分よりも下の根については地中に残りますので、ある程度の期間が経過すると、再び地上に草が生えてきます。
- 定期的に作業することが必要になります。
料金の例
作業種類 | 単価 | 単価条件 | 備考 |
---|---|---|---|
草刈り | 132円~/㎡(税込み) | 除草範囲 100㎡以上 草丈 50cm以下 平地で障害物がない場合 | 施工範囲が狭い場合や草丈が高い場合、障害物が多い場合は追加費用が発生します |
集草処分 | 110円~/㎡(税込み) | 除草範囲 100㎡以上 草丈 50cm以下 運搬に支障となる段差等がない場合 | 施工範囲が狭い場合や草丈が高い場合、車両が近くに止められない場合などは追加費用が発生します |
草むしり
比較的小さな面積(家屋の周辺のみなど)を対象に除草を行う場合、草むしり作業での対応も致します。
根まで抜き取るための工具を駆使し、現在生えている雑草がなくなるように作業を行います。
メリット
- 根まで抜き取ることが可能になるため、次の生え始めまで時間がかかり、長期間雑草のない状態を保ちやすくなります
- 草の切り株が残らないため、見た目もすっきりと快適になります。
デメリット
- 人力による作業が主体となるため、時間が必要で、費用も高くなります
- 根や残っている種の全てを除去できるわけではないため、雨が降った後などに、これまで生えていなかった種類の草が生えてくるなどの場合があり得ます。これに対応するためには、後述する「土壌処理型除草剤」を併用することで対応は可能です。
料金の例
作業種類 | 単価 | 単価条件 | 備考 |
---|---|---|---|
草むしり | 330円/㎡(税込み) | 草丈 30cm以下 地下茎植物が広範囲に はびこっていない場合 | 草丈が高い場合や植物の種類によっては追加費用が発生します 草が密生している(草むらの状態)では草むしり対応はできません |
除草剤散布
除草剤には大きく分けて2種類があります。
それぞれごとにメリットとデメリットを紹介しておきます。
なお、最近では「ハイブリッド型」と呼ばれる、両方の性質を持っている除草剤もありますが、価格が高くなりやすいという問題があります。
周囲に栽培している植物などの有無、使用する薬剤の種類などによって必要な費用が大きく変化しますので、現地確認の上、ご希望を伺ってお見積もりさせていただきます。
茎葉処理型
主に液体タイプの除草剤で、生えている草に付着することにより、表面から吸収されて枯らすことができるタイプです。
植物の表面から吸収されるため、今現在生えている草にのみ有効で、土に影響を残しにくいという性質を持っています。
メリット
- 製品にもよりますが、短期間(1~2週間)で枯らすことが可能で、根まで枯らすため同じ雑草が生えてきにくくなります。
- 法面(斜面になっている土地)が雨などで崩れてしまうことを防ぐため、あえて根を残すことのできる除草剤もあります。
- ほとんどどんな種類の雑草にも有効(非選択性除草剤)のものが多く、使い方次第では樹木を完全に枯らすことも可能です。
デメリット
- 散布時点で生えていなかった(地中に根の状態で残っていた・種が残っていた)草には全く効果を発揮しません。
土壌処理型
主に粒剤タイプの除草剤で、土に撒くことで現在生えていない雑草が成長することを防ぐものです。
葉や茎が出ていない状態の植物に対して特に有効で、長期間(3~6か月)雑草を予防する効果が期待できます。
メリット
- 茎葉処理剤では対応できない、残った根や種も成長することを防げる
- 長期間効果があり、雑草の成長シーズン前(4月ごろまで)に散布すると、その年は雑草の心配をしなくてもよくなるものが多い
デメリット
- 葉や茎が成長した状態の草には効果が薄く、葉が邪魔をして均一に散布しづらくなるため、効果のない部分も生まれやすい
- そのため、事前に草刈り、茎葉処理型の散布など、生えている雑草の処理が必要となるため、手間が増えるケースもあります
- 土壌に成分が残るため、井戸や耕作地の周辺では使いにくい場合があります
防草シート
防草シートは土地の表面を覆うためのシートで、雑草が成長するために必要となる光を遮り、雑草が生えられない環境を作るためのものです。
強度や密度によって多くの種類があり、貼る面積、貼る場所の形状、端部の処理方法など、必要な費用が現場ごとに大きく異なります。
現地見積もりの上、納得いただけたら施工という流れとなりますので、まずはお見積もりのご依頼をお願いいたします。
メリット
- 一度施工を行うと、5年~10年程度の期間、雑草がほとんど生えないという土地を作ることも可能です
- 雑草管理の必要がなくなり、大きな手間の削減効果が見込めます
- シート上に砂利などを敷きならすと、自然な見た目を保つことも可能です
デメリット
- 高品質な製品であるほど長持ちし、防草効果も高くなりますが、それに比例して必要な費用も高くなります
- つなぎ目や端部、固定ピン打ち込み箇所の処理次第では、草が生えだしてしまう場合もあり、施工技能によって大きく効果に差が出てしまうケースが見られます
当社ではこのようなデメリットが発生しないよう、つなぎ目や端部には接着処理、ピンの打ち込み箇所にはテープによる目つぶし処理を行うオプションもご用意しております
見積時にご相談ください